「東方神居祭7」の中止と同人イベントに対する脅迫

もう数日前の話題ですが、札幌で2月24日に開催予定だった「東方神居祭7」が中止となりました。
これについて、自分なりに経緯と雑感を述べてみようかと思います。

同イベント会場では2月10日に「黒子のバスケ」の即売会が行われる予定だったため(こちらも中止となりました)、
当初は、これまでにコミケなど多くのイベントに脅迫状が送られている
「黒子のバスケ」事件に巻き込まれたのかと憶測がされていましたが、
その数日後に詳細な中止理由が公式サイトに掲載されました。
そこで、中止の理由は「黒子のバスケ」とは異なるもので、
「東方神居祭」そのものに対する脅迫であることが明らかになりました。
脅迫状は”東京の警視庁宛て”に届いており、そこからイベント会場側・「神居祭」運営へと連絡がいったようです。

中止理由の公表が遅れたことについて、公式サイトでは
「東方というジャンルの影響力の大きさと全国の同イベントへの影響も鑑みたことによるものです」
と説明があります。
これは、この件をきっかけにこれからさらに模倣犯・愉快犯が出てくる可能性を考えると
(実際、ネット上では今回の件は「黒子」の模倣犯ではないかと多くの人が推測しています)、
十分納得がいきます。
まぁ、結果的には多くの人が誤解してしまい、詳細を説明せざるを得なくなってしまった訳ですが。

こうした脅迫事件が続くことで、同人イベントそのものに対する存続も危ぶまれるようになりました。
これは表現の自由に対する危機です。


「黒子のバスケ」に続いて「東方Project」イベントにも脅迫状が届いて中止に
http://gigazine.net/news/20130115-touhou-project/

こちらの GIGAZINE さんの記事ではこうした状況を強い口調で非難しており、
『脅迫に屈する』ことのリスクや事前の危機管理に言及されています。
いくらなんでも「オリンピックがテロに屈しなかった」という例は比較対象にならない気もしますが。

ともあれ、こうした例は今後も続いていくでしょう。
仮に今回の事件や「黒子」の件の犯人が捕まったとしても、きちんとした対策を施さない限り
将来的にはこうしたリスクは常に残り続けることになります。
警察には早く犯人を捕まえてほしいのも確かですが、
脅迫があってもイベントを安全に開催できるような体制の構築・共有も急がねばならないかもしれません。
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