【東方公式書籍】東方茨歌仙3巻感想

原作ZUNさん、作画あずまあやさんの東方project公式漫画『東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.』の3巻が7月27日に発売されました。それも華仙フィギュア付きの特装版と通常版の2種類。

私は立体モノにそんなに興味ないので通常版でいいかな……と数ヶ月前は思ってたのですが、いつの間にか限定版買いたくなってしまって気付いたら買っていた……。

フィギュアの入った箱のイラストもかわいいですね。華仙にお説教されるレイマリ小町。ちなみにフィギュアは組み立てられた状態で入っているので、台座にさすだけで飾れます。

さっきも書きましたが立体モノはあんまり買わないので平均的な水準は分かりませんが、個人的には満足な出来。大きさも机の上に置いておくにはちょうどいいです。髪はグラデーションかかっていて下にいくほど濃くなっています。カラーリングが良いですね、華仙ちゃん。

ちなみにとらのあなで買ったのですが、おまけのクリアファイルの華仙ちゃんがびっくりするほどのかわいさでした。いやもう、どんだけ嬉しそうにスイーツ食べるんだよこの仙人!
(特典イラストは東方wikiにまとまっているのでこちらをどうぞ。 東方Wiki - FrontPage

限定版表紙はお説教華仙ちゃんと小町。通常版の表紙は早苗さんですが、さすがに複数買いするお金はないので買ったのは限定版のみ。裏表紙では魔理沙と早苗さんが花かんむり作ってますが、一体どういうシチュエーションなのだろう、これ……。魔理沙ちゃんは花かんむり作ってる姿似合うなぁ……さすが乙女キャラ。

今巻も2巻と同様、各話扉絵がカラーで収録されています。あずまあやさんのカラー絵はやはりどれもきれい。


さて、本編の感想。

以下、ネタバレ注意。












第十一話 運松庵の太公望
風変わりな職漁師のお爺さんが登場する回。扉絵の酒に酔った霊夢がかわいい。
しょっぱな、いきなり魔理沙が腕に大怪我負ってましたが、正直弾幕勝負もキャラによっては十分洒落にならないですよね。ほら、咲夜さんのナイフとか……。霊夢は無敵だからまだしも、魔理沙ちゃんは実力以上に危険な冒険をしたがるような危うさがあるから余計に。まぁそこがいいんですけど。

さて、運松翁が川で拾った河童の腕は第一話で登場したものですが、なぜか生の腕が箱の外側にもくっついていたと。ここにきて謎の伏線。どういうことだろう。

お花見の時の咲夜さんはかわいいですね。でも、個人的には血の滴るステーキより魚のお刺身の方が好きです。


第十二話 地獄のお迎え
小町再登場と初登場の青娥娘々。
さて、小町から長生きした人間には死神がお迎えに来るのは嘘だというびっくり情報が。実際には死神よりももっと恐ろしいものが殺しに来ると。で、今回は地獄の水鬼鬼神長が幻想郷に来たばかりの邪仙、青娥娘々を殺しに来たというお話。

『求聞史紀』の閻魔の項目に「鬼神長は、地獄に堕ちた幽霊を虐める鬼の長である」と書いてあります。要するに鬼の中でも更に偉い鬼なわけですから、その襲撃をなんなくかわした娘々は相当ですね。

それと、小町が娘々を「地底から出てきた」と言っていたけど娘々ってそんな設定だったっけ? と神霊廟テキストなどを読み返したけど、その辺の設定はまだ謎が多いようですね。娘々は最近まで旧地獄の方にいたのかな? 壁抜け使えばいつでも出られる気もしますけど。まぁ、大祀廟も地底っちゃ地底かもですが。

それと、今回はにとりやモブ河童も登場。水龍や鬼神長に怯えまくるにとりはかわいい。すごくかわいい。雨に濡れた魔理沙ちゃんもかわいい。


第十三話 河を捨てた河童
表紙の緑の森が美しい。
またしてもモブ河童(山童)登場回。というかメイン回。金髪っ子かわいい。

「山の動物たちを正しい方向に導く」華仙ちゃんが仙人っていうか聖母。1巻では「大悪党」だの「良いことをしてるように見える筈なんだけどなぁ」だの言ってたけど、実際良いことしているようにしか見えないなぁ。華扇ちゃんはあくまで人間の味方なのかしら。あんな解決法で自画自賛してしまう詰めの甘さもまたかわいい。
しかし何かしら言い分ができたら即妖怪退治しようとする霊夢は妖怪から見たらヤクザと変わりませんね。酷すぎる。


第十四話 人間に好かれる妖怪
表紙は肉まんを食べる華仙たち。肉まんは幻想郷にあるんでしょうか。
ゆかりん登場回。いかにも少女らしい外見ですね。

妖怪でも座敷わらしには甘い霊夢。しかし、その座敷わらしは見た目はかわいくても実は妖怪のスパイ。しかも、外の世界で需要が高まったから幻想郷から外の世界へ一時的に移ったと。まぁ、現金というかなんというか。最後の再開時の笑顔がなんとも白々しい。さすが妖怪といったところ。

ゆかりんは今でも外の世界での妖怪の復権を望んでいるんですかねぇ……。この辺り、月面戦争を挑んでしまうような愚かさが未だに残っている気がします。まぁ、第二次月面戦争は勝利しましたが。人里にスパイを送り込んでいる辺りはさすがですし。でもホフコブリンの需要のなさは分からなかったのか、それとも予想できてて、ただ遊んだだけなのか。

「こっち側」とゆかりんに言われる華仙。華仙の最終目的がまだ分からないので、華仙が人間の味方なのか妖怪の味方なのかはまだ分かりませんが、もし今後何か大きな出来事が起こったとき、華扇はどちら側に付くのでしょうか。
で、今回最大の被害者であるホフコブリンは紅魔館に雇われることに。咲夜さん負担が減ってよかったね。


第十五話 見える御神体
連載だと「人の寄りつかない神社」というタイトルだったのが単行本収録時に改題されたみたいですね。
この巻の最初の話でお花見してたので、この1冊で一年近く経ったことに。

こたつでダラダラしたりへらへら笑ったりぷいと頬を膨らませる霊夢がいちいちかわいい。さらにやる気を出してからの、華仙に対して自慢げに笑う霊夢の表情2連発はめちゃくちゃツボ。この回のあずまあやさんの仕事は素晴らしいと思います。
「違うんだなぁ。初詣は大して人が来ないのよ」ここ何回読んでも笑ってしまう……。

で、三月精に続いてまたしても木を御神体に仕立てあげようとする霊夢。過去に菅原道真を祀ろうとしていたのかもという先代巫女の情報も。儚月抄で出た、注連縄は中の神様を閉じ込めてもいるという話も出てきてちょっと嬉しくなったり。

ちなみに、御神木が枯らされ切り倒されるという話は実際に現実で起きている事件。
(参考:ご神木、不審な枯死が相次ぐ 売却目的で薬剤注入か - 47NEWS(よんななニュース)
 参考:この罰当たりめ!ご神木に除草剤注入して「枯れた樹危ない。買い取る」と業者 : J-CASTテレビウォッチ))


総合的に見て、個人的には今巻面白かったです。連載の方は追いかけてないのですが、あずまあやさんも作画修正かなり頑張ったそうで、今までよりも作画は良くなっていたと思います。

東方コミックスといえば3巻で一区切りが定番でしたが、茨歌仙はこのまま4巻へ続く。既に連載でも4巻分くらいは溜まっているらしいですね。華仙の正体はまだまだ分からないままですが、どうなっていくのか今後も期待しております。
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://www.yunonote.net/tb.php/208-bc9c1a15
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)