東方茨歌仙 第24話「有足の雷」 感想

8/9 発行 Febri vol.24 掲載
東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.  第24話「有足の雷」 感想

以下、ネタバレ注意。


2軒目ラジオで言われていたように、東方書籍に深く関わっていた小此木さんが一迅社を退職したため、今月からFebriの編集長が変わっています。

今回は31ページといつもより増量。

表紙は青白く輝く華扇と龍。
こういう方向の派手な表紙は珍しい。
でも、きりっとした表情の華扇ちゃんを見てもカッコイイ!と思うよりはちょっと笑ってしまうのは私だけだろうか。

本編は、夏真っ盛りの幻想郷。カラーの青がきれいです。
雷雨を察知していながら飛んで帰る魔理沙ちゃんは命知らず過ぎるのでは。

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夕立のなか、真剣な表情で龍に乗って何かを探す?華扇。
序盤からシリアス目なのはこの作品では珍しい。

里で起こった不自然な火事にほけーっとする三人組。
住民の無事を知ってほっとする霊夢と魔理沙。

雷に怯える霊夢。くわばらくわばら。
あらためて思ったけど、避雷針のない幻想郷では、雷ってすごく実際的な恐怖の対象だよなぁ。
自分にとっては雷が鳴っててもせいぜい停電の心配ぐらいでしかないが、それは現在がおかしいのだろう。
空をとぶ人間や妖怪にとっては雷の恐怖はより一層強いかもしれない。

霊夢が見かけた、動き回る光の球。
魔理沙曰くそれは球電
自然現象ならぬ、自然魔法現象という言い回しが面白い。
球電は現実にも起こる現象みたいですが、動画で見るとほんとにUFOみたいです。

あと魔理沙はよく鈴奈庵を利用してるね。
さすが勉強家。

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狩ってしまおう。久しぶりの「雷狩り」だ

おお!華扇ちゃんの悪そうな表情!!
なんというカリスマ!
前回巫女服を着てうきうきしてた娘とは別人みたいだ!


霊夢と魔理沙は球電が人里の火災の原因だと気がついて夕立を見張る。
球電を見つけてすぐに飛び出そうとする霊夢を魔理沙が慌てて止める。
霊夢さんは異変解決になると自分の身を省みなくなるんだな……(まあ、夢想天生使えばどうにでもなりそうな感はあるけど)。

その球電を難なく素手で捕まえて一撃で仕留める華扇。
球電の正体は力を持ったトカゲで、華扇はそれを手懐けようとしていたものの、トカゲの智慧が足りないので殺すことにしたようだ。
抜き取ったトカゲの肝は自分の龍に食べさせる。
華扇の従えている龍はあまり力のある方ではないらしい。
コミカルでかわいいけど。

華扇ちゃんは相変わらずドヤ顔が似合う。
でも、嘘をつくのが下手なのも相変わらず。そこがかわいい。


いつも以上に読み応えがありつつ、いつもとは少し雰囲気の違った回。

茨歌仙や鈴奈庵では龍に関する情報がよく出てるけど、今回も新しい情報が出たなぁ。
今回の話では雷属性のトカゲが進化して龍になろうとしていた。
茨歌仙では龍石から龍が生まれるという話も出ているし、鈴奈庵では巻物に魔力を封じられていた幼い邪龍も登場している。

求聞史紀では「幻想の最高神」「最後に、龍が現れたのは博麗大結界を張った時の事である」と記述されているが、華扇ちゃんが子龍とはいえ自由に使いこなしている現在は多少設定が変わっている気がしないでもない。
あるいは、「最高神」と呼ばれているのは複数いる龍のなかでも一体だけとか?
竜王ですね。幻想郷の半分をお前にやろう。

あとは、妖怪とはいえ作中で明確に死ぬ/殺される描写がされたのも珍しいか。
一部でしょっちゅうネタにされる儚月抄のカラスくらいで。

まあ、雷狩りのときの華扇ちゃんはいかにも楽しそうな顔をしているけど、未だにこの娘がいい人ぶってるのか悪ぶってるのか、本性がどこにあるのかよく分からないところ。
そんな悪い顔の華扇ちゃんが素敵な回でした。


関連リンク
ネット世代の雑評論 東方茨歌仙 第二十四話 有足の雷 感想・考察・その他の確認等
新・しょぺのblog:東方茨歌仙 24話 有足の雷

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